おやこの居場所

親も子の自分らしく生きる力を育む!積み木のアトリエを開きたい!

日置ひとみ

  • 支援総額

    ¥2,000

    目標金額 ¥325,000

    0.62%
  • 支援者数

    1

  • 残り

    0

はじめに

「あ!いいこと思いついたー!」

積み木ワークショップをやっているとあちこちで、こんな弾んだ声が聞こえます。 時間も気にせず、没頭する子どもたちのまなざしは真剣そのもの。

はじめまして。日置ひとみと申します。

私は、2015年に子育ての中で積み木に出会い、2016年ごろから、月2回のワークショップ活動を行ってまいりました。 昨年10月からは月2回のお教室として開講し、子どもたちは「今日はなにつくる?」といきいきとした表情で訪れてくれます。

たくさんの積み木を前にした子どもたちの目は、キラキラと輝き、わくわくとした気持ちが溢れています。 積み木は車になったり電話になったり、大きなお城にもなったり… 「何にでもなれる!」「なんでも作れる!」と、心を豊かにしてくれます。

どうしてこんなにも積み木は子どもの創造力を書き立てるのだろうと不思議でたまらなかったのですが、 答えは案外シンプルで、 積み木そのものが単純で、余白だらけだから。 「さぁ何作ろう!」と思わせるには余白が必要だったのです。

子どもたちの遊びや生活に「余白」はあるか

定期的に会う子が増えてくると、その子の得意なことや好きなことが見えます。
子どもたちとの関わり、成
長が嬉しい一方で、子ども本人、その保護者が抱える困難や生きづらさも見えてきました。

積み木が大好きな子が小学生に。その子がポツリとこぼした言葉。

積み木が大好きで、3時間でも平気で没頭してしまうような子がいました。
保育園を卒園する頃は「学校がとてもたのしみ!色々べんきょうするの!」とニコニコしていました。

入学して間も無く、笑顔が減って、それから、不登校に。 どうしたの?と聞くと、 「学校はね、こたえも、方法もひとつなの。アトリエでは、どんな方法でも、どんなものを作ってもよかったのに」

聞けば、発言の仕方、ノートのとり方、答えの導き方など、全部お手本通りにしないといけないとのこと。
「先生に、相談した?」と聞くと、「決まりだから」と言われたそう。

「なんで?どうして?」と好奇心旺盛で、理由が知りたいこの子には納得が行かないことの連続だったようです。

学校のみならず、保育園や幼稚園などでも、クレヨンの持ち方、色の使い方、顔の描き方まで指導することも少なくありません。
(独自性に任せようとするところは格段に増えていますが…)

余白のない生活は、子どもたちの自由な発想を潰します。

「決まりだから」と考えることをやめさせられた子どもたち。

一体どこで創造力を育めばいいのでしょうか?
加えて週に7つの習い事の小学生、 就寝時間が23時の保育園児も珍しくありません。  

「明日は何して遊ぼうかな!」

明日を楽しみにして眠りにつく子がどれくらいいるのか、 大人としてはちょっと心配です。

そして、お父様お母様にとっても、 子育てや 教育をフラットに語れる場所や、 自分のことを話す場所が少なすぎると感じます。
子どもたちには、じっくりと遊びに向き合って欲しい。
保護者も、ほっとできる場所を作りたい。 それが私がクラウドファンディングを始める理由です。

 

支援が必要な理由        

①創造力は本来、学校教育で育むべき!でも現実は…

学校とは本来、多様な生き方、多様な学び方、多様な人と出会える最高の学びの場所です。

しかし起こっていることは、とても画一的で、枠からはみ出すことは認められないのです。 不登校等、苦しさを抱えている子は全国で20万人以上です。

子どもにとって、学びは遊びの延長です。 新しいことを知りたいと思うことは、生まれ持った欲求の一つのはず。 にも関わらず学校嫌いが増えているのは、子どもが本当に知りたいことは「取るに足らないこと」に分類され、一方的に知識を押し付けられるからです。

子どもの「知りたい!」という欲求を満たし、 主体的に活動できる場所、 正解ではなく納得解にたどり着く体験が、とても重要だと考えます。 しかし学校教育でそれは実現していません。 だからこそ、作るしかないのです。

 

②親にだって居場所は必要

教室やワークショップで子どもたちと遊んでいると、必然的に保護者の方ともお話する機会があります。
子どもたちの自由な発想や、楽しそうな活動をニコニコしながら眺めている方がほとんどですが、 中にはとてもピリッとした空気のお母様(時にはお父様)もいらっしゃいます。

「服を汚さないようにね」
「また何もやってないの?」
「これ、お手本をちゃんとみたの?」

こう言われた時の子どもの顔は、活動中のそれとは別人です。

一見何もしていないように見えても、十分楽しんだ表情をしている時もあるのです。

先の見えない時代です。

将来への不安や、世間のいろんなプレッシャーが、
子どもへの過干渉に向かわせるのだと思います。

しかし、どんなお母さんでも、じっくり耳を傾けてみると、
強い不安の中で生きていることがわかります。

「子どもにのびのびとさせてあげたいけれど、他のママがそれを見たらどう思うだろう?」
「学業が遅れていないか心配」
で先取りさせていたり、
発達がゆっくりなお子さんを「普通」にさせるためお薬を飲んだり…
自分と子どもの関係性と、社会に対してどう折り合いをつけたらいいのかわからず、 右往左往している保護者がとても多いのです。

子どもに居場所が必要なように、親にも居場所が必要です。 肩の荷を少し降ろせる場所、 ニュートラルになれる場所、 着飾らない自分になれる場所。 子育てはもっと気楽であっていいと思います。    

 

支援の使い道           

いただいたご支援は、アトリエ開設にかかる備品購入や改装費にあてさせていただきます。
保護者がほっと一息つける居場所については、アトリエの片隅にキッチンとテーブルスペースをとり、おしゃべりできるエリアを確保したいと思っています。

(まだ何もないアトリエです。早く子どもたちの楽しい声が響きますように…!)

改装移転資金  325,000

アトリエ:
電気配線工事・電球取り替え 120,000円
手洗い用場設置 90,000円

居場所:
折りたたみハイテーブル8つ 40,000円
丸椅子 75,000円 (14脚)   

     

さいごに             

お読みくださりありがとうございます。
ピカソの有名な言葉に「子ども誰でも芸術家だ」という言葉があります。 これだけ聞くと、「確かに、子どもには大人にない感性がある」と思うことでしょう。
しかしこの後に、こんな言葉が続きます。 「問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。」   親も子も、自分らしく、創造的に生きるために。 共に育っていける場所をまちかどに。

小さなアトリエから、こんな社会が実現できたらと強く感じています。 ぜひご支援と応援をお願いいたします。

 

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【プロフィール】

日置ひとみ
1983年生まれ 大学卒業後、一般企業に就職。

結婚・出産を機に発達に偏りのある子の保育・子育て支援に関心をもつ。
独学で保育士資格を取得、保育士として働き始める。 2015年 童具(積み木)に出会い、童具創造共育の実践・普及に尽力する。

【2013年〜 発達障がい児の子育て会 あんだんて 設立】
長男に発達の偏りがあると診断されてから、そのような子を育てる保護者(母親中心)の居場所づくりを始める。
月1回のおしゃべり会や、親子レクリエーション、情報交換会、勉強会・講演会などを現在まで続けている。

【2016年〜 童具(積み木)アドバイザーとして積み木のワークショップを始める】
積み木遊びに魅了され、童具館の童具共育アドバイザー研修受講。 修了後、ワークショプを始める。
述べ400人以上の子どもたちと遊ぶ。

【2021年〜 教室開講】 親と子の居場所を作るため、ワークショップ型から継続して通う教室型へ。

【2022年4月〜まちかどアトリエNeiro】
Instagram開設 https://instagram.com/machikadoneiro/
HP公開 https://neirokirara.com
現在も保育士を続けながら、地域の子育て支援・子どもの育成に携わっている。

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¥2,000

LINEのオープンチャットにてお礼と活動報告

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親子ワークショップ参加権(9月以降順次)+LINEのオープンチャットにてお礼と活動報告+HPにお名前掲載(任意)

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LINEのオープンチャットにてお礼と活動報告+HPにお名前掲載(任意)

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¥25,000

応援フルセット【オリジナルコーヒー8個セット+親子ワークショップ+LINEのオープンチャットにてお礼と活動報告+HPにお名前掲載(任意)】

  • 支援者0

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¥30,000

LINEのオープンチャットにてお礼と活動報告+HPにお名前掲載(任意)

  • 支援者0

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    2022年6月

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LINEのオープンチャットにてお礼と活動報告+HPにお名前掲載(任意)

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¥100,000

LINEのオープンチャットにてお礼と活動報告+HPにお名前掲載(任意)

  • 支援者0

  • お届け予定
    2022年6月

応援コメント

  1. mellamokoko

    頑張ってください!子育てのことは興味があるので応援しています!!

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