はじめに

「これは未知の世界だった！！！」

７年余り産科病棟で働いてきた私にとって、

出産退院後の「赤ちゃんとの暮らし」は、

まさに想定外の連続でした。

はじめまして。

助産師の、岸美緒と申します。

私は、看護師・助産師として、

産科病棟で勤務をして、

十分に知識や経験（みるだけの…！）はあったので、

実際体験するまでは「なんとかなるだろう」とのんびりしていました。

実際に、一人目の息子を出産してからも、

入院中は、授乳とおむつ替え、

スタッフが入れてくれる沐浴。

3食配膳される美味しい食事。

それで一日が終わる気がしていました。

第1子出産後。ご飯の美味しい素敵な助産院でした。

実を言うと、出産も母乳育児も、

何年も仕事で見てきたので、

実際体験しても、ほぼほぼ想定内でした。
（むしろ「これは微弱陣痛か？」とか考えたりはしましたが）

ですが、スタッフとしてママを
「（退院）おめでとうございます！！」
と笑顔で見送った後…

退院後の生活が、
こんなにも未知の世界だったとは！！
と衝撃を受けたのです。

寝たと思って布団に置くと目覚める、

常に抱っこなので手首や腰が痛くなる、

止まない赤ちゃんの泣き声、

うんちのにおいがするからオムツを開けると、

べっちょりオムツから漏れている×1日複数回、

しかも寝具までしみていることもある、

すぐシンクにたまっていくお皿、

洗濯乾燥後にたまっていく洗濯物、

「母乳足りてないんじゃない？」 と平然と母に言われる、
（※今思うと心配してくれてただけ）

岩のように固くなって痛いオッパイ、

夫 を沐浴学級に連れて行ったのに 全く沐浴してくれない（笑）、

等々・・・・・・

とにかく、
「やってみないと分からないものだなぁ」
と思ったものです。

長男を出産し、退院の日（未知の世界の始まりの日！）

独りで困っている母親たち

知識と経験がある助産師の私でさえ、未知の世界の育児。

他のママたちは、もっと困ってるのではないか？と、
2017年から、退院後の母子を訪問する
岡山市の「新生児訪問」を始めました。

するとそこには、なれない赤ちゃんとの生活に、
毎日奮闘しているママたちがいました。

「情報が多くて迷ってしまいます」
「朝から誰ともしゃべってませんでした」
「小さなことすぎて誰にも聞けませんでした」
「病院で教えてもらえませんでした」

とにかく数々のお声を聴いてきました。

これは、なんとかしなければ。
そう思って、 2018年、出張専門助産院開業、
2019年、オンラインでもサービス開始（＋第3子出産）、
2020年、感染症の流行でますますママが孤立化した為、 オンラインサポート本格開始、
2021年、特定非営利活動（NPO）法人こもれびroomを設立し、
産前産後ママが、より楽に、より安心して、
子育てができるよう、活動してきました。

毎月第3木曜10時から無料開催のこもれびリトミック♪

ママたちの孤独の本当の原因は？？

NPO法人こもれびroomでは、
2021年6月15日の設立以来、

助産師・保育士など専門家による継続サポートと、
オンライン座談会や会員様限定LINEオープンチャット等で、
産前産後ママの孤独を減らし、
安心して子育てしていけるようなサポートを 常に考え、
活動してきました。

音声SNSクラブハウスでは、
のべ900人以上が来訪した 「真夜中の授乳室」を開室し、
夜間授乳するママたちを 毎日オルゴールの音色と
想いに共感してくれた有志とともに、
あたたかく迎え、見守ってきました。

「家で気軽に参加できてリフレッシュできました」
「小さなことも気軽に相談できて安心します」
「毎週の座談会が生きがいです」
「ここにくると誰かいるから安心します」

そんなお声を頂きつつも、
私たちは、あることに気づいたのです。

ママの、パパへの期待や思い。
パパの、家族を守らねばという思い。
そこに齟齬があると、 ママは更に孤独を感じることがある。

そして逆に、
パパのちょっとした言葉やサポートが、 ママの孤独やストレスを和らげることもある。
だったら、やるしかない！！！！ と思い立ったのが、 今回のプロジェクトです。

※3か月（毎月60分の講座と、講座後 任意参加30分の座談会）で、 　
「産前産後ママをもっと笑顔にできるパパ」
「赤ちゃんの育児をもっと楽しめるパパ」になる秘訣を、
心・技（知）・体の三つの側面から解説します。
※先着順で限定価格での入校権もリターンに用意してございます。

支援が必要な理由

理由１　産前産後ママや赤ちゃんの命を守りたい

妊娠から産後1年までの女性の死亡原因の一位は自殺。
また、児童虐待での死亡事例の加害者は、0歳児の母親が最多。

これらは、母親の「孤立」が大きな要因となっていますが、
近年、核家族化やコロナ禍で、
産前産後の母親の孤立化が加速しています。

しかし、核家族でもコロナ禍でも、
常に母親とともにいるのは、
父親となるパートナーです。

父親へ、育児やパートナーシップを学ぶ機会を提供し、
また、産前産後の女性の変化や必要な支援を伝えることで、
よりよい関係を築くとともに、
母親の孤立感を軽減できると考えたのです。

理由２　父親が学べる場所・繋がれる場所を作りたい

現在、母親も父親も、産後うつは10人に一人だといわれています。

2022年の育休法の改正により、
父親も育児休業を取得しやすくなることが予測されています。

母親は産院等で育児について学ぶことができますが、
父親が学ぶ場所はまだほとんどありません。

また、父親が育休をとったがゆえに、
母親の家事負担が増え、
父親の育休を早めに切り上げた、
という話も耳にします。

父親自身もどのタイミングで
何をどう手伝えばいいのかわからない。
手伝い方が分からない。
そんな声も多く耳にします。

「手伝って欲しい」
「手伝い方がわからない」
そんなすれ違いが、夫婦間に望まない溝を作ってしまったり、
双方の孤独感を強めたりしてしまっているのなら、
母親だけでなく父親への支援を早急に整える必要があります。

誰もが安心して子育てできる社会。
これを実現させるためには、
社会の多くの方の支援とあたたかい眼差しが必要です。

また、ここに父親のための場所があることを
一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
（よかったら、このプロジェクトの拡散をお願いいたします！）

リターンのご紹介

■お気持ちコース（1,000円、5,000円、10,000円） 　
LINEオープンチャットでお礼や活動報告をお送り致します。

■パパの学校入校権 　
受講料定価6,600円のところ、人数限定で下記料金でご参加できます。 　
先着30名様　2,525円（ニコニコ夫婦価格！） 　
先着50名様　4,122円（よい夫婦価格！） 　 　

※参加条件：パパ・プレパパ・いつかパパになりたい方、もしくはママでもパートナーと一緒に受講してくれる方（ご参加前に、出産予定日または末子のご出産年月日をお尋ねさせていただきます） 　
※先着100名様へ、テキストを製版したものを郵送いたします。講義内で一緒に完成させていきます。   　

※講義内容は微細に変更の可能性があります。（2022年9月開講予定） 　
Day1　パートナーシップのコツ、産前産後のメンタル対策、夫婦生活 　
Day2　令和の育児のポイント、産前産後の流れと腕の見せ所、家事対策 　
Day3　赤ちゃんのお世話、発達遊び、パパ鍼灸師によるマッサージ講座   　

※講義は第3土曜日を予定しております。受講者専用オープンチャットにて、日程調整の可能性もあります。期間限定アーカイブ視聴も可能です。   

※入校は一期生定員最大２０名、スタート時期は入校後選択していただく形式を取ります。(追加で平日や夜間開講の可能性もあります)

■NPO法人こもれびroom　賛助会員年会費（30,000円/100,000円） 　
通常時の賛助会員費に比べ２か月分お得になります。

※クラウドファンディング時期に限り、お得な形でご支援を賜われるよう準備しました。私たちの理念に賛同し、活動を支援してくださる賛助会員様を募集しています。1人でも多くのママ・プレママが金銭的負担の少ない中で、安心して子育てができるよう、お力添えをよろしくお願い致します。 　 　

お星さま会員(月3,000円)…HPにお名前(企業名)を掲載 　
お月さま会員(月10,000円)…HPに上記＋リンクも掲載

■こもれびroomオリジナル パパ用Web小冊子　　3,000円 　
パパの学校のダイジェスト版のようなPDF小冊子です。（40～50ページ） 　
パパの学校に興味があり受講対象外の方は、こちらをお勧め致します。 　
2021年クラウドファンディング時の冊子が原案となっています。

支援の使い道

■パパの学校（パパ100人分）の運営費   合計200,000円 　
内訳 ・ZOOM利用料  20,000円
・Webサイト設立
・通信費 40,000円
・テキスト製版費 70,000円
・郵送/消耗品費 20,000円
・事務局運営費  50,000円

たくさんのご支援をいただき目標金額に達した際は、

■ネクストゴール400,000円として、下記、パパの学校の運営費の一部に使わせて頂きます。
（例：助産師等専門家委託費、商標登録料、ロゴ作成費、広告宣伝費、経理部用中古パソコン代等）

さいごに

パパもママも、最初はみんな1年生、
最初はみんな手探りです。

パパの学校に参加することで、
少し先を知って余裕をもつことができたり、
よりよいパートナーシップが築けたり、
赤ちゃんとの時間がもっと楽しくなったりと、
沢山のヒントをゲットすることができます。

ぜひ、世界に一つだけの、
自分たちのオリジナルの育児を 見つけていってください♪

こもれびroomスタッフ一同、応援しています。

子育てしやすい社会は、きっと、 誰にとってもやさしい社会です。

ぜひ、みなさんの力で、 子育てしやすい社会を作っていきましょう！

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【プロフィール】

岸　美緒

・1978.1.9 東京生まれ福岡育ち
・3700gで出生。3人兄弟の長女
・祖母の影響で看護師に
・外科→産婦人科→助産師に
・産婦人科病棟で勤務（東京/神戸/横浜/岡山）
・2007年・2017年　ニュージーランドへプチ留学
・2017年　新生児訪問開始
・2018年　出張&オンライン助産院　With moms　開業
・2019年　オンライン開始 ・2021年　特定非営利活動法人　こもれびroom　設立
・私生活では2歳（男）7歳（女）10歳（男）の母

【これまでの活動】
■出産介助約500組。育児指導や育児相談約2000組。 　
産前産後ママへのオンラインセミナーのべ500人以上。 　
看護学校での母性看護の非常勤講師。性教育など。 　
毎月地域での「ママサロン」を開催し今年で5年目。

■以下NPO法人こもれびroomとしての活動
・オンライン沐浴学級（岡山県備前県民局共催事業）
・こもれびサロン（座談会など産前産後ママのオンラインサロン）
・赤ちゃん育児アカデミー（支援者向け講座。授乳・離乳食・睡眠・発達等、赤ちゃんの育児でよくある疑問を網羅した半年間全6回の講座）
・企業専属助産師（企業との顧問契約により産前産後世代や女性を支援）
・産後コンシェルジュ（チャットボット利用の相談事業。今年開始予定）
・その他（性教育講演・子育て広場で講座/WS・U社実証事業など）

■こもれびroomのメディア ・受賞歴
ラジオ出演：FMくらしき/ゆめのたね/FMレディモモ/FM戸塚
新聞：山陽新聞 ・タウンニュース戸塚（横浜） ・山梨日日新聞
受賞：2021年　岡山市創業スクール事業計画　最優秀賞、
2021SOERU(中国女性ビジネスプランコンテスト)　ファイナリスト
岡山イノベーションコンテスト2021　ファイナリスト
岡山スタートアップアワード2022 グランプリ

【活動報告】

2022年6月10日 応援メッセージを頂きました。
ありがとうございます。

≫こもれびroomの活動に賛同いたします。
里帰り出産などでシームレスなサポートができない場合などでもオンライン相談が継続されると安心につながります。
また、出産後も寄り添って、ママパパ、おじじ、おばばが、それぞれの役割を上手になるのをサポートしてくれます。僕の身近な人にも受けていただいております。
NPO法人あいだ副代表、
公認心理師/臨床心理士　
奥野大地