はじめに

初めまして、神戸市北区鈴蘭台で野良猫の避妊去勢手術をしているどらにゃんクリニックです。猫ファーストをモットーに人と猫が共存できる豊かな社会を目指しています。子猫を助けるための避妊去勢手術費用をご支援ください。

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大半の子猫は1年経たずに亡くなります

・殺処分される(環境省　2020年度　年間成猫6675匹　子猫13030匹）

・ヘビやカラス、イタチなどに襲われる

・お腹いっぱい母乳が飲めるとは限らない

・病気になりやすい

・過度のストレスを受けた母猫の育児放棄や子殺し

大人になれる猫はごくわずかです。保護される子猫が増えていますが、それでもまだまだ沢山、生まれてすぐに殺処分されています。

このような辛い目に合う子猫を救いたい！

驚異的な繁殖力

猫は1年におよそ6〜15匹の子猫を生みます。メス猫が1匹いたら、その子猫も3〜4ヶ月齢で出産できるようになります。ですので、子世代孫世代を合わせると、1年で50匹近くに増える計算になります。

子猫を助ける方法

メス猫1匹を避妊手術することで子猫が約49匹救われます。オス猫も発情期間の間ずっと交配できるため去勢手術が必要になってきます。

生まれる子猫の数が減ると、殺処分される子猫の数も減ります。猫の殺処分に携わり、遂行しなければならない行政の方々の心も救われると思います。「何のために獣医になったのだろう」と悩んでおられる声をあちこちで聞きます。

また、猫が増えることで生じている

　1.悪臭

　2,騒音

　3.人畜共通感染症の蔓延

などの問題も、避妊去勢手術をし続けていくことで解決していくと思います。

生まれてきたからには大きく育って欲しい。
子猫の時に避妊去勢手術をしていれば大人になっても徒に子孫を増やすことなく、その地域の皆様に見守られながら一生涯を終えられます。

「猫が私を待っている」

「過酷な環境で生きている猫たちが、少しでも生きやすくなるように」

「誰にも見向きもされず、危険を冒して大通りを渡り、餌を探し続ける姿を見たら放っておけない」

と、猫愛に溢れた方々が毎日お世話をしています。その場所で繁殖しないように避妊去勢手術を受けさせるために、ボランティアさんたちは協力しあい、捕獲して当院に連れて来てくださいます。何十年も「猫のために」と続けられる優しさや愛情、熱意に溢れています。本当に頭が下がります。私も微力ながら、ボランティアさん達のご負担が少しでも軽くなるようサポートしたいと思います。

支援が必要な理由

「助成金には限りがあるから」

「どこまでできるか，いつまでお金が続くか分からないけれど、自分たちで工面できる限り自分たちで頑張る」

猫の数が増えれば増えるほどボランティアさん達の自己負担は増えていきます。

コロナ禍や社会情勢不安の中、手術費用を工面するために身を削るような努力をされているお姿を間近で拝見し、少しでもお役に立てればと思います。お読み頂いてる皆様の暖かいご支援・拡散応援をお待ちしております。

支援の使い道

集まったご支援金は全額、どらにゃんクリニックでの野良猫の避妊去勢手術費用として使わせて頂きます。1匹あたりオス5千円、メス8千円(妊娠していれば1万円)を充当致します。

目標金額の30万円が集まればオスだけなら60匹, メスだけなら30〜37匹手術できます。

＊今回のご支援金で避妊去勢手術を受ける条件として耳カットは必須と致します。耳カットをされない場合は自費でマイクロチップを挿入して頂きます。

＊手術の際のノミダニ予防薬(必須)の費用は別途お支払い頂きます。

さいごに

人も猫も幸せに

「すべての野良猫が地域猫※①になる世の中になるといい」 あるボランティアさんのお言葉です。私の思いも同じです。

※①地域猫　避妊去勢手術を受け、その地域のボランティアさんにご飯をもらい、一生涯をお外で見守られながら過ごす猫のことです。

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【プロフィール】

・北里大学獣医畜産学部卒業

・TNR※②病院に就職

・猫ファーストをモットーにどらにゃんクリニックを開業

※②TNR　Trap Neuter Returnの略で, 野良猫を捕まえ(T)避妊去勢手術を受けさせ(N)元の場所に戻して(R)見守る活動のことです。

【これまでの活動】

TNR病院勤務の時に「うまい・はやい・やすい」を標榜する師匠の指導のもと、麻酔、手術手技を修得する。開業してからも月に２日、師匠と共に一斉手術に参加し、毎月120匹〜200匹の避妊去勢手術をし続けている。

・2021年5月〜6月に合計158500円を50人からご支援頂く。助成金がない地域で保護活動されている方々の連れて来られる野良猫の避妊去勢手術費用に充てる。

・2021年7月からマンスリーサポーター募集開始。毎月のご支援金を自費で避妊去勢手術を受けさせる方々のために一律分配。

・2022年4月愛護ボランティア支援活動団体より175216円をご寄付頂く。当院で避妊去勢手術を受ける際のノミダニ予防薬代と広告宣伝費に充てる。

人も猫もどちらも大切

 色々な考えの方がいて、様々な環境下の猫がいます。千差万別で相容れないことも多々あります。全ての人も猫も幸せに共存できる世の中になってほしい。と強く思いますが、私個人の力では到底成し得ません。ですが私と出会い、関わった方々と猫たちは等しく幸せになってほしい。まだまだ知名度はありませんが、避妊去勢手術を安全に少しでも早く終えられるよう日々技術の研鑽に務めています。麻酔時間が短く出血も極わずかのため、術後の回復が早いです。子猫は覚醒後、数時間以内に遊び始め、ご飯も食べられます。

最後までお読みいただきありがとうございます。皆様からの暖かいご支援をお待ちしております。

【活動報告】

・5/16 FofrGood隊オープンチャット参加

・6/30ご支援金が入金されました。大切に使わせていただきます。